研究課題
本年度は事業2年目に学会発表を行った成果をベースに研究論文の執筆に従事した。5歳児の保護者を対象に行った神経発達症の自記式スクリーニングツールであるASSQ、ADHD-RS、DCDQ、P-SDQのweb版について従来の紙版との間での等質性を検証した。内的整合性、級内相関係数、平均値の差の検定の3つの観点から分析した結果、web版は紙版と同等以上の十分な心理測定学的特徴を有することが確認された。この結果はJMIR Pediatrics and Parentingに掲載された。
2: おおむね順調に進展している
論文採択という形で研究成果の公表に至ったため
既に得られているデータを活用し、引き続きweb版と紙版での等質性の検証やスクリーニングアルゴリズムの検証を行う。
新型コロナウイルス感染状況悪化のために研究進展に一部滞りが生じたことや打ち合わせ機会が減少したことによるものである。今年度は研究進展および論文執筆や投稿に係る費用としての支出を検討している。
すべて 2021 2020 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 備考 (4件)
JMIR Pediatrics and Parenting
巻: 4 ページ: e20172~e20172
10.2196/20172
Child Psychiatry & Human Development
巻: 52 ページ: 311~320
10.1007/s10578-020-01013-5
Molecular Autism
巻: 11 ページ: 35-35
10.1186/s13229-020-00342-5
https://researchmap.jp/tnk
https://www.hgu.jp/info/news/20210322-02.html
https://www.surece.co.jp/solution/3224/
https://colaboad.jp/article/2901/