• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 実施状況報告書

エビデンスに基づいたロールシャッハ鑑別診断法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K03133
研究機関岐阜大学

研究代表者

伊藤 宗親  岐阜大学, 教育学部, 教授 (10282310)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード統合失調症
研究実績の概要

過去のデータを再吟味した上で,以前の指標の有効性の確認を行った。その結果,やや一般的でない見方の指標(Xu%)が病的な指標よりも精神病グループとの関連性が強いことが示された。このことは興味深い知見のひとつである。
また,既存の鑑別指標は,その実施システムに依存しているため厳密には同等には扱えないが,幾つかの指標を手がかりとして,新たな指標の候補を選定するための準備がまもなく整う状況である(なお,H31年度からは実際のデータ収集に取りかかる予定である)。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

過去のデータを再吟味した上で,その知見を今夏に国際学会にて発表予定であり,この限りでは進んでいる。一方で,文献研究については,まだ検討の余地のあるものについての検証が不十分であり,それらを続ける必要がある。

今後の研究の推進方策

今年度については,実際のデータ収集に取りかかり,具体的な指標の選定ならびにその検証を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] he diagnostic value of the subjective evaluations on the Rorschach : re-analysis2019

    • 著者名/発表者名
      Munechika ITO
    • 学会等名
      17th European Congress of Psychology
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2019-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi