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2023 年度 研究成果報告書

身体志向の心理療法における身体感覚への気づきと自己制御に関する異分野融合型検証

研究課題

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研究課題/領域番号 18K03142
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関大分大学

研究代表者

池永 恵美  大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (50618072)

研究分担者 阿南 雅也  大分大学, 福祉健康科学部, 准教授 (10517080)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード身体感覚 / 自己制御 / アレキシサイミア
研究成果の概要

本研究課題では心理特性や身体への注意の向け方によって身体感覚への気づきや実際の身体の自己制御にどのような違いが生じるか2つの実験から実証的に検証した。主な結果として、筋緊張課題において筋緊張の感覚の正確性について、主観的評価と客観的評価の乖離から検討したところ、アレキシサイミア傾向高群では低群と比べて、筋緊張の感覚の主観的な確実感が低いだけでなく、筋緊張の感覚の正確性も低下している傾向が示唆された。

自由記述の分野

臨床心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年身体志向の心理療法が注目されているものの、身体的側面、特に動作や筋緊張といった観点から関連について心理的側面との関連について検討した研究は少ない。本研究で得られた結果は、心身相関に関する基礎的知見となるとともに、身体や身体感覚を活用した心理療法の作用機序の解明やその有用性に関するエビデンスにつながる可能性が示唆される。

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公開日: 2025-01-30  

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