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2018 年度 実施状況報告書

青少年のSNS依存の心理的メカニズムの解明と心理社会的影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K03154
研究機関明治大学

研究代表者

濱田 祥子  明治大学, 文学部, 准教授 (60615037)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードインターネット依存 / 青少年 / SNS
研究実績の概要

本研究は青少年のSNS依存の心理社会的メカニズム及びその心理社会的影響について検討することである。はじめに、青少年のSNS依存を測定する尺度を開発することを第一の目的としていた。
平成30年度は、SNS依存の尺度項目を作成し、試作版を作成した。大学生及び大学院生約400名を対象に質問紙調査を実施した。現在、データの整理を進めている。
また、これまでに蓄積した青少年のネット依存に関するデータを国際学会にて発表した。青少年のネット依存にはSNSの利用、特にSNSの利用時間が重要な影響を与えていること、ネット依存に関連する心理的要因として感情制御の問題や他者に対しての親和傾向があることが示された。
今後は、平成30年度に実施した調査の解析を進め、SNS依存尺度の開発を進める。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

交付申請書に記載した内容のうち、新たな調査を実施することができた。
これまでの成果を踏まえて、今後の研究計画を立案することができたため。

今後の研究の推進方策

まずは、平成30年度に実施した調査の解析を進め、尺度の開発を行う。
その後、開発した尺度をもとに青少年のSNS依存の心理社会的メカニズムを明らかにするための研究計画を立案し、調査を進める。

次年度使用額が生じた理由

理由の一つにデータ入力のための費用が生じなかったこと、人件費が予定より少なかったことが挙げられる。来年度はデータ入力及びデータ解析で人件費を支出することを予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Emotion regulation, affiliation motives, and social interaction anxiety of those who are addicted to internet among Japanese adolescents.2018

    • 著者名/発表者名
      Shoko Hamada, Hitoshi Kaneko, Masayoshi Ogura, Takahiro Okayasu
    • 学会等名
      23rd Wourld Congress of the International Association for Child and Adolescent Psychiatry and Allied Professions
    • 国際学会

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公開日: 2019-12-27  

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