• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 実施状況報告書

抑うつに対する音の両側性刺激の効果の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K03167
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

山内 美穂  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 非常勤研究員 (10443491)

研究分担者 中川原 譲二  一般財団法人脳神経疾患研究所, RIセンター, センター長 (20521107)
猪原 匡史  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (00372590)
福田 哲也  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (90443506)
樋口 隆弘  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 部長 (30739850) [辞退]
飯田 秀博  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 客員教授 (30322720)
岩切 昌宏  大阪教育大学, 学校危機メンタルサポートセンター, 准教授 (50283841)
権藤 恭之  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40250196)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード心理リハビリテーション / 抑うつ / 脳神経ネットワーク
研究実績の概要

近年、脳内神経ネットワークの障害とその回復に伴う抑うつ症状の改善が示されている。本研究の目的は脳を直接的に刺激する左右交互刺激の両側性刺激の脳内神経ネットワークへの作用と、その抑うつ状態改善への影響を検討することである。
本研究では、両側性刺激が脳機能の神経ネットワークに及ぼす影響を調べるfMRI実験およびNIRS実験を行う計画である。健常成人男女を被験者に、感情喚起スライド(International affective picture system: IAPS)を用いて情動刺激を行い、音・音楽の両側性刺激および内容の違いによる効果を検討する。平成30年度は、fMRI実験を行う予定であったが、機器のトラブルがあり実施できなかった。NIRSについては機器の調整を行いながら、令和元年度に実験を開始した。令和2年度は追加の実験を行うと共に、これまでの研究結果の考察を進める予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

実験機器の調整を行いながら実験を進めているため、進捗に遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

NIRSの機器調整を行いながら、健常被験者を対象とした実験を継続する。fMRI実験については代替機器での実験の検討を行う。また共同研究者間の情報の円滑な共有を図り、成果の公開を目指す。

次年度使用額が生じた理由

機器のトラブルによって予定していた実験が実施できず、実験実施に伴って使用される予定の金額が次年度に持ち越されたため、次年度使用額が生じた。次年度の実験実施の際に、本年度執行する予定であった研究費を組み込み使用する計画である。加えて研究成果の総括に係る諸経費に使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Bilateral alternating stimulation of sound reduce recall contents2020

    • 著者名/発表者名
      Yamauchi M, Iida H, Nakagawara J, Ihara M.
    • 学会等名
      EMDR Europe Research & Practice Conference 2020
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi