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2021 年度 研究成果報告書

擬アノソフ写像の複雑度と三次元多様体のファイバーの多様性

研究課題

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研究課題/領域番号 18K03299
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分11020:幾何学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

金 英子  大阪大学, 全学教育推進機構, 教授 (80378554)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード写像類群 / 擬アノソフ / 組ひも群 / エントロピー / 曲線グラフ / 漸近的移動距離
研究成果の概要

曲面の擬アノソフ写像類の2つの不変量(エントロピーや曲線複体に関する漸近的移動距離)に関する研究を主に行なった.
(1) 正規エントロピーが小さい擬アノソフ組ひもの無限列の構成方を与え, それを用いて写像類群の部分群(あるいは特徴的な部分集合)の無限族に対し擬アノソフの最小エントロピーの漸近的挙動を決定した.
(2) 固定された3次元双曲ファイバー多様体Mとそのファイバー面についてに対して, Mの擬アノソフモノドロミー全体の曲線複体に関する漸近的移動距離の上からの評価を与えた.

自由記述の分野

位相幾何学

研究成果の学術的意義や社会的意義

曲面の写像類群の大部分は擬アノソフ写像類である. 擬アノソフ写像類の研究は力学系理論, 3次元多様体論, 双曲幾何学などのいくつかの分野と密接に関連する. 擬アノソフ写像類の代表的な不変量(エントロピー, 漸近的移動距離, 写像トーラスの体積)とこれらの不変量の関係の研究は位相幾何学(特に写像類群の研究)において基本的なテーマであり, それ故に学術的意義がある.

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公開日: 2023-01-30  

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