本研究の目的は、宇宙物理学のテーマである気体星の内部構造の発展を流体力学的に見た場合の数学的に厳密な取り扱いの理論を確立することであった。 そのうち、非相対論の枠組みでのEuler-Posson方程式の解の構造の研究として球対称平衡解からの摂動の方程式を一様エントロピーである場合について厳密に線型解析した結果をまとめて学術雑誌に投稿していたが、これについて、最終的な修正、校正を行い、2023年3月14日に公刊された。 引き続き本研究課題について、研究を続行し、特にEinstein-Euler方程式の軸対称解についての昨年度公刊の研究結果についてなどの研究交流を行ない、Zoomをもちいた一般相対論にかんする国際コロキウムにも出席して研究交流を行った。
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