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2023 年度 実施状況報告書

原生生物の探索行動を創発する機構の数理モデル

研究課題

研究課題/領域番号 18K03430
研究機関法政大学

研究代表者

伊藤 賢太郎  法政大学, 生命科学部, 講師 (20528351)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2025-03-31
キーワード数理モデル / 探索行動 / 粘菌 / ネットワーク
研究実績の概要

粘菌という原生生物が自ら移動しながら栄養源を獲得するためにどのような戦略をとっているかを明らかにするために、数理モデルを用いた研究を行った。これまでの研究で、粘菌の振る舞いを再現するために様々な角度から数理モデルを提案してきた。粘菌の厚み振動を伴う微分方程式を用いたモデルでは、粘菌の先端の動きをよく再現できた一方で、後端の動きに関しては洗練されたものとは言い難い状態であったため,引き続き後端の原形質を管から回収するための仕組みに改良を加えたが,目立った進展はなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

様々な事情により研究に割ける時間が当初予定していたよりも大幅に減ってしまったため。昨年度から研究はほとんど進んでいない。今後数年間は研究に時間を割くことが難しいが、現時点で論文化できるだけの結果はあるので、その成果の論文化を進めたい。

今後の研究の推進方策

すでにある程度の成果は出ているので今後は論文化に注力していきたい。当初予定していた成果発表のための出張は事情によりできなくなってしまった。

次年度使用額が生じた理由

当初予定していた研究活動を行うことができなかったことと、研究発表のための出張をする時間が確保できなかったから。予算は論文の投稿料として利用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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