今後の研究の推進方策 |
フォースダイポールのアイデアは、先にコラボレータに出されてしまったので(S. Put, T. Sakaue, and C. Vandersande, Phys. Rev. E, 2019)、他のことを考えなければならないかもしれない。提案させていただいた方向性で、他のコラボレータ(笹井理生先生)と新しいアイデア(CTCFとコヒーシンとが相互作用すると互いに安定化することと、転写によってループが壊されることを考慮に入れると、CTCFのoccupancyのパターンが予言できること)を思い浮かんだ。今後は、その動力学モデルを完成させて、それを発展させることによって、本研究課題の目的を達成する。
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