研究実績の概要 |
・温度変調応答に関する論文の公表:T. Odagaki, Y. Saruyama, T. Ishida、"Relaxation of the free energy landscape and temperature modulation spectroscopy",Journal of Non-Crystalline Solids online (2019) ・エージングに関する研究発表:小田垣孝、"自由エネルギーランドスケープ理論によるエイジングの理解”(第125回日本物理学会九州支部例会}; 小田垣孝,”自由エネルギーランドスケープの緩和とエイジング”,(日本物理学会 2019年秋季大会); T. Odagaki, "Understanding aging phenomena by the free-energy-landscape approach", (APS March Meeting)(注:COVID-10により開催は中止され、online 発表のみ) ・自由エネルギーランドスケープの緩和が、中間散乱関数に非自明なエージング効果を生じることを世界で初めて示した。現在論文執筆中。 ・非平衡系における緩和の素過程に対するAdam-Gibbs 理論が、自由エネルギーランドスケープ描像により基礎付けられることを世界で初めて明らかにした。現在論文執筆中。また、アミロイドーシスのモデル化の検討を行った。
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