研究課題
基盤研究(C)
無給電インプラントプラットフォームを実現するために、微弱な電磁波を受電し、昇圧するための共振・整流回路(コッククロフト・ウォルトン回路)を開発した。無線周波数帯において、電圧振幅を増大することでその後に続く整流回路の寄生素子による影響を軽減することに成功した。医療応用に向けた基本回路の実現に成功した。
電子回路
生体深部に装着可能な無給電インプラントプラットフォームが実現できれば、電磁誘導を用いた短距離伝送の無線電力伝送に変わる新たな電力伝送方式となる。本成果により、ヘルスケアや医療の領域、そして畜産や農業の領域で、新たなバイオセンシングデバイスの開発と実用化が可能となり、その波及効果は多岐にわたると考えられる。