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2020 年度 研究成果報告書

プレート型地震に伴う津波発生検知を目的とした小型・高感度微気圧センサの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04163
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分21030:計測工学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

大河 正志  新潟大学, 自然科学系, 教授 (90213644)

研究分担者 佐藤 孝  新潟大学, 自然科学系, フェロー (10143752)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード微気圧センサ / 光導波型センサ / 津波
研究成果の概要

津波生成時に生じる微気圧変動を検知するため,小孔/細管付き半密閉空間を有する小型・高感度微気圧センサの開発を行った。センサの重要構造は半密閉空間で,この構造によるハイパスフィルタ特性がセンサの検出性能を決定する。そのため,本研究では,半密閉空間のステップ応答特性,周波数応答特性と構造パラメータとの関係を評価し,構造の設計手法を明らかにした。また,光導波型微気圧センサを試作して,ステップ応答,周波数応答を測定し,その動作を確認した。

自由記述の分野

光エレクトロニクス,センサ

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,小孔/細管付き半密閉空間構造のステップ応答特性および周波数応答特性を数値流体シミュレーションと実験で評価し,さらに光導波型微気圧センサを試作して,その特性評価を行った。これらは,流体力学,材料力学,導波光学,センサ工学等の分野融合による学際的成果といえる。また,津波生成に伴う微気圧変動の検出可能性が示されたことから,津波による人的被害の軽減が期待できる。

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公開日: 2022-01-27  

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