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2020 年度 研究成果報告書

磁気分画法による磁気ナノ粒子の高性能化と医療用磁気粒子イメージングへの展開

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04170
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分21030:計測工学関連
研究機関九州大学

研究代表者

吉田 敬  九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (30380588)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード磁性ナノ粒子 / 磁気粒子イメージング / 磁気分画
研究成果の概要

本研究では、申請者がこれまで開発してきた磁性ナノ粒子の磁気特性評価法と磁気分画法を高度化させ、磁性ナノ粒子の磁気特性の性能向上を実現した。これにより、医療応用が期待されている磁気粒子イメージングにおいて、従来の磁性ナノ粒子サンプルと比べ3倍程度の磁化信号の改善を行うことに成功した。
次に、磁性ナノ粒子と特定のターゲットとの結合の有無を模擬するため、磁気分画を行った磁性ナノ粒子の液相および固相磁性ナノ粒子サンプルを用いて、両者の識別実験を行い、高感度かつ両者の識別が可能な三次元磁気粒子イメージングが実現可能であること明らかにした。

自由記述の分野

計測工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、磁性ナノ粒子の磁気分画技術を開発し、磁性ナノ粒子の高性能化を達成し、高感度な磁気粒子イメージングシステムの開発に成功した。これにより、新しい医療画像診断が可能となるばかりでなく、先端医療技術の発展に大きく貢献できる。
また、本研究で確立した磁気分画技術は、磁性ナノ粒子用いた他の医療・バイオ応用(磁気的免疫検査、磁気ハイパーサーミア等)の高感度化にも展開可能である。

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公開日: 2022-01-27  

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