研究成果の学術的意義:メカトロニクス技術にとって極めて重要となる,機構系と制御系を統合的に設計する手法を,可視化された理解しやすい手法として実現した.また,その手法を,多入力系となる制御対象に対しても適用可能とする手法を実現した. 研究成果の社会的意義:次世代HDDに必要な機構系および制御系の条件を明らかにし,高度情報化社会の発展の一助となる知見となった.また,開発された手法を用いることにより,マルチコプタなどの多入力系の制御対象となるメカトロニクス装置に対しても,簡易に制御性能を向上することが可能となった.
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