トップゲート型グラフェン共振器を用いた水素とアルゴン混合ガスの質量センシングを報告した。長さ1μm、幅500nmのGNEM共振器を作製し、チャンバの真空条件でQ値45でその共振周波数を95.5MHzとして測定した。~886ゼプトグラムの吸着分子質量の変化を5.6x10-3Paから6.2x10-3Paまでの圧力レベル変化で測定した。また、ドーピングはグラフェン‐分子vdW錯体相互作用を必ずしも支配しないことを示した。さらに、活性炭官能化グラフェン電界効果トランジスタガスセンサにおいて、実空気中で100ppbの室温アンモニア感度を実証することに成功した。
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