提案したNN-TCAM(Neural Network-TCAM)の基本アイデアの実証を行うために、機能設計と方式設計を行い、アーキ テクチャ的な動作を確認した。まずC言語によるNN-TCAMシミュ レータを開発し、基本方式を検証することに成功した。さらに、レシオレスTCAMチップを修正し、基本コア部分の回路設計を進めた。 その過程で、消費電力が大きな問題とり、メモリの多段アクセスをベースとした新たな構成の検討を行い、次の研究課題「21K04179;メモリカスケード構成による記憶駆動型人工知能LSIの実現に関する研究」を提案するに至った。
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