最終年度令和4年度は第65回土木計画学研究発表会で「高速エスカレーターの歩行に与える影響について」の発表を行い、この成果は土木学会論文集D3(土木計画学)特集号Vol.78 No.5(土木計画学研究・論文集40巻)に「鉄道駅高速エスカレーターの歩行に与える影響~東京メトロ豊洲駅の事例~」として採択された。また5年間の研究成果をとりまとめ「エスカレーターのかがく」の原稿を執筆し、成山堂書店から令和5年内に出版予定である。 初年度の平成30年度は第38回交通工学研究発表会で「エスカレーター内の歩行に関する基礎研究」、第58回土木計画学研究発表会で「エスカレーター輸送の基本特性に関する研究」の発表を行った。 令和元年度は第59回土木計画学研究発表会で「1人乗りエスカレーター輸送の基本特性に関する研究」、第74回土木学会年次学術講演会で「エスカレーター内のキャリーバック運搬方法に関する調査」の発表を行った。 令和2年度は第61回土木計画学研究発表会で「鉄道駅エスカレーターの歩行率について」、第75回土木学会年次学術講演会で「エスカレーターの手すり利用に関する研究」、第62回土木計画学研究発表会で「エスカレーター交通に関する基礎研究歩行速度に関する研究」、第27回鉄道技術・政策連合シンポジウムで「鉄道駅のエスカレーター交通に関する基礎的研究」を発表し、交通工学論文集特集号第7巻第2号に「鉄道駅 S1000 形(2人乗り)エスカレーターの歩行率に関する基礎研究」が掲載された。 コロナのため2年間研究期間を延長し、令和3年度には第63回土木計画学研究発表会で「駆込み乗車とエスカレーター利用に関する研究」、第64回土木計画学研究発表会で「鉄道駅階段での歩行現象について」を発表し、第41回交通工学研究発表会論文集に「ラッシュ時の駆込み乗車とエスカレーター利用に関する研究」が掲載された。
|