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2022 年度 研究成果報告書

既存複数建物の空調システムを配管で結び省エネを図るサーマルグリッド実用化開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04456
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23020:建築環境および建築設備関連
研究機関神戸大学

研究代表者

磯崎 日出雄  神戸大学, 産官学連携本部, 特定プロジェクト研究員 (50737161)

研究分担者 大原 誠  神戸大学, 産官学連携本部, 特定プロジェクト研究員 (10633620)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードサーマルグリッドシステム / 学習型空調負荷予測 / べき乗項積型空調機数値モデル / 冷却塔・冷凍機統合モデル / 変冷水送水温度
研究成果の概要

サーマル・グリッド・システム(ThGS)は,主として既存の複数建物の空調負荷と熱源を、熱媒(冷温水)の流し方が柔軟に切替えられる管路網システムで接続し,更に送水温度を可変にすることで,空調負荷処理効率化を図るシステムである.このシステムを社会実装するためには,計画段階の効果予測,運用段階で設定選択を行うツールが必須であると考え,ThGS運転最適化ツールの開発を行った.
また併せてThGSを円滑に運用するために必要な,翌日の空調負荷の予測法について,数理計算要素と学習要素を組み合わせる手法を開発した.

自由記述の分野

理工系 工学 建築学 建築環境設備

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境省の試算では,2030年に国として46%削減を実現するためには,業務その他部門において51%省エネルギーが必要であるとしている.この目標実現のためには,新築建物のZEB化もさることながら,20億㎡弱存在すると推定されている法人等の非住宅建築物ストックの省エネ化は喫緊の課題である.
既存業務ビル・ビル群に対して適用できれば省エネポテンシャルの高いThGSではあるが,製造冷水温度,配管ネットワークの切り替えに設定値選択肢が多く,計画時の省エネ評価,運用時の設定値選択が難しいという問題を抱えている.その問題を解決する,ThGS運転最適化ツールを開発した.

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公開日: 2024-01-30  

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