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2023 年度 研究成果報告書

地域施設の既存建築ストックの立地価値を評価する指標の社会的意義と計画の特性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04485
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関東京都立大学

研究代表者

吉川 徹  東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (90211656)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード期待利用者数 / 離散選択モデル / 地域施設 / 公共施設 / 最適施設配置 / アクセシビリティ / ロジットモデル / 多摩ニュータウン
研究成果の概要

本研究の目的は,立地に偏りのある地域施設の既存建築ストックの立地価値を,希望者利用型の需要を前提として,平均利用距離,消費者余剰,期待利用者数の3指標で定量的に評価し,それらの指標の社会的意義を整理し,またそれらを適用した地域施設再編成計画の特性を明らかにすることにある.そこで,指標による最適施設配置の理論的な違いを整理したうえで,多摩ニュータウンへの適用を通じて,消費者余剰と期待利用者数の社会的意義の違いを考察し,地域施設再編成計画への適用可能性を検討した.

自由記述の分野

都市解析・都市計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

戦後の我が国では地域施設が大量に建設されてきた.しかし近年,地域施設を取り巻く社会的状況は大きく変化し,政府による地域施設再編成施策が打ち出され,地方公共団体においては施設ストックの柔軟な運用を意識した持続可能な地域施設のあり方が探求されている.この課題の解決には立地条件を考慮した地域施設の既存建築ストックの価値の簡便な評価手法が必要とされる.しかし立地を詳細に組み込んだ評価手法の研究は少ない.本研究は,このリサーチギャップを埋める点で学術的,社会的意義がある.

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公開日: 2025-01-30  

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