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2022 年度 実績報告書

長期PDCAによる低侵襲治療時代の急性期病院高回転手術部のモデルプランの提案

研究課題

研究課題/領域番号 18K04486
研究機関京都府立大学

研究代表者

河合 慎介  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70335123)

研究分担者 小菅 瑠香  芝浦工業大学, 建築学部, 准教授 (50584471)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード長期PDCA / 急性期病院 / 手術部 / 高回転運営 / 使用後評価
研究実績の概要

本研究は急性期病院手術部を対象に,高回転運営を可能にするモデルプランの提案を目標としている。研究手法の特徴として長期PDCAが挙げられる。2018年以降,現状評価から課題の抽出,改善案の提案,改善の実行,評価と課題の抽出を繰り返している。
フェーズ1:2014年度実行済み,フェーズ2:2015年度実行済み,フェーズ3:2018年度計画,フェーズ4:2019年度計画,フェーズ5:2020年度計画(新型コロナウィルスの感染拡大で調査できず2年延期となり2022年度が最終年となった)
フェーズ4:2019年度計画までの実績の主旨として,以下を記した。2018年度以前の調査結果から,手術個人キット作成時の調達行為に課題があったため,①看護補助者を2名増員,②個人セット作成と輸送の一元化,③物品配置の集約化,④器材保管スペースの中央化の改善提案を行った。申請した研究期間である2018年度~2019年度では,改善提案②~④が実行され,また手術部の増築も行われた。2019年の使用後評価では,「手術物品の取り揃え・チェックと補充」の業務時間と動線が8.3%から0.1%に減少し,「室内及び室外の準備」は動線量が15.8%から26.4%と増加し,「物品管理業務」に係る時間量が2.8%から1.7%,動線量が8.8%から2.8%に削減できた。
フェーズ5の先端医療技術導入の事例調査として,新型コロナウィルスの感染拡大が続く中で許可を得た以下8病院の手術部についてヒアリング調査を行った。(2022.05川西市立総合医療センター,2022.08加古川市民中央病院,2022.11藤田医科大岡﨑医療センター,2022.12トヨタ記念病院,2022.12豊田地域医療センター,2022.12国立循環器病研究センター,2022.12市立伊勢総合病院,2023.01鳥取県立中央病院)

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公開日: 2023-12-25  

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