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2021 年度 実施状況報告書

大規模マルチエージェントシミュレーション用基盤の構築と社会シミュレーション

研究課題

研究課題/領域番号 18K04623
研究機関同志社大学

研究代表者

芳賀 博英  同志社大学, 理工学部, 教授 (30268114)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードマルチエージェントシミュレーション / 数理政治学
研究実績の概要

当該年度は研究の最終年度になっており,これまでの成果を対外発表するフェーズであるが,コロナ禍で多くの学会などが中止になり,口頭による対外発表の機会が大きく損なわれた.そこで雑誌論文とすべく,以下の論文を作成し,当該雑誌に投稿し,現在査読中である.
・ "Multi-agent model of Japanese Diet member election and its simulation result: step towards mathematical political science" Hirohide Haga, Journal of Computer and Communication (under review)
また,兼務するマレーシア科学大学において,以下の2度の集中講義を行った.
・USM MathColloquium series (1) " Agent-Based Modeling and Simulation (ABMS) Part 1"
・USM MathColloquium series (1) " Agent-Based Modeling and Simulation (ABMS) Part 2"

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究テーマとしての大きな進捗そのものはないが,成果を普及・発表してゆくことを進めていっている.一つは雑誌論文の執筆と投稿であり,もう一つは外国の大学(マレーシア科学大学)における成果のPRと共同研究の提案である.この共同研究の提案は実を結び,現在COVID-19の感染状況のシミュレーションを実施する国際共同研究プロジェクトがマレーシア,ベトナム,フランス,日本の4カ国の研究者によって開始されている.以上の観点から表記の区分とした.

今後の研究の推進方策

今後は本研究で開発した方法論,ソフトウエアを他研究機関に展開してゆく.具体的には,申請者がマレーシア科学大学のAcademic Fellow(客員教授身分)に就任し,適宜当該研究機関を訪問して研究者・学生を指導すると共に,主として東南アジアの研究者を交えた国際研究プロジェクトを組織化する予定である.

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍で海外出張ができなかったため

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] マレーシア科学大学(マレーシア)

    • 国名
      マレーシア
    • 外国機関名
      マレーシア科学大学

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公開日: 2022-12-28  

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