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2020 年度 研究成果報告書

オストワルド熟成の解明による有機・無機ペロブスカイトナノ結晶のサイズ制御

研究課題

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研究課題/領域番号 18K04805
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分27010:移動現象および単位操作関連
研究機関山形大学

研究代表者

増原 陽人  山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (30375167)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードペロブスカイト / ナノ結晶 / 量子ドット / オストワルド熟成 / サイズ制御
研究成果の概要

次世代発光材料として注目されているペロブスカイトナノ結晶のサイズ制御に関して、有機LED等へのデバイス化に課題となる有機配位子を用いることなく、その精緻なサイズ制御は達成できていない。本申請研究では、結晶成長プロセスの1つであるオストワルド熟成を積極的に用いて、有機配位子を用いなくてもペロブスカイトナノ結晶の精緻なサイズ制御に成功した。

自由記述の分野

有機ナノ結晶・粒子

研究成果の学術的意義や社会的意義

ペロブスカイトの結晶化を微小液滴内に閉じ込めることでオストワルド熟成を抑制し、さらに再沈法のプロセスで形成する微小液滴の拡散速度を制御することで、ナノ結晶のサイズ制御を達成した。本達成は、オストワルド熟成によるナノ結晶のサイズ微小化例として学術的意義を有し、作製できるナノ結晶は、表面修飾されていないため、デバイス導入の際には、発光デバイスの高効率化に寄与できる点で社会的意義がある。

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公開日: 2022-01-27  

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