研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テラヘルツ電磁波で動作する高屈折率・無反射な新材料を実現した。研究代表者が独自に開発した人工構造材料の特許技術(日本特許第6596748号, 米国特許第10686255号, 他)を応用し、電波法で電波として定義される最上限の3 THzの周波数で実現した。高屈折率・無反射なメタサーフェスは、電磁波を自在に操る平面で極薄なレンズに応用でき、6G(Beyond 5G)以降も見据えた未来の情報通信機器での展開が期待される。また、高屈折率・無反射なメタサーフェスをさらに数10 THz以上まで高周波化できれば、製鋼スラブなどから排出される熱放射を特定方向に集中させるなど熱マネジメントへの応用も期待される。
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