2020 年度研究成果報告書

Binuclear Sandwiches of the Main Group Elements

研究課題

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研究課題/領域番号	18K05137
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
審査区分	小区分34010:無機・錯体化学関連
研究機関	筑波大学
研究代表者	Lee Vladimir 筑波大学, 数理物質系, 講師 (90375410)
研究期間 (年度)	2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード	cluster / cyclobutadiene dianion / housene / pyramidane / bis(housene) / group 14 element / group 15 element / multidecker sandwich
研究成果の概要	主要族元素を含む多層式多核サンドイッチ化合物は，新しい多面体クラスターであり，光素子や光データストレージ，データ伝送への利用の可能性から，最近大きな関心を集めている。しかし、これらの錯体はどれも単離、同定されていなかった。本プロジェクトでは、シクロブタジエンジアニオンと主要族元素のハロゲン化物との反応により、多くのハウゼン類やピラミダン類のようなサンドイッチ型クラスター化合物の新しい合成戦略を見出した。ハウゼン類の二量化により、極めて特異な構造と反応性を有するビス（ハウゼン）類の初めての合成に成功した。
自由記述の分野	有機化学
研究成果の学術的意義や社会的意義	We developed a synthetic route to unprecedented class of the main group clusters, bis(housenes) and their derivatives. Based on the magnetic and transport properties of these complexes, they can be used in molecular spintronics for quantum computing and high-performance nonlinear optics materials.