本研究では,フラックス結晶育成技術を体系化し,若手研究者にそれを継承すべく,4つのアプローチでフラックスサイエンスの体系化への道筋を拓く取り組みを深化させた。 ①多点データ取得に向けた新規フラックススクリーニング(FS)法による結晶育成プロセスの提案,②スーパーフラックスを活用したFS法による酸化物結晶育成,③FS法による非酸化物結晶の育成,④フラックスクリスタルマップの作成への足掛かり 本研究期間を通じて,フラックス結晶育成を体系化するための多様なフラックス育成条件(レシピ)を獲得できた。このレシピを有効活用し,データサイエンスへの道筋を拓くとともに,新たな状態図作成プロセスを実現した。
|