2区画ポットを用いて、Rhizophagus clarusを接種または接種していない区を設け、ネギ(Allium fistulosum)を栽培した。土壌溶液の酸性ホスファターゼ活性を測定した。外生菌糸に付着した土壌を採取し、Resin-P、NaHCO3-Pi、NaHCO3-Po、NaOH-Pi、NaOH-Po、及びHCl-Pに分画し、各リン濃度を測定した。菌糸区画の土壌中のACP活性は、接種区で非接種区より高かった。各画分のリン濃度は、NaHCO3-Po及び NaOH-Poでは接種区で非接種区より低い傾向を示した。
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