• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

近赤外光に応答する光遺伝学ツールの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K05549
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分38060:応用分子細胞生物学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

石井 智浩  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (60549947)

研究分担者 中田 隆夫  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (50218004)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード光遺伝学 / オプトジェネティクス / 細胞内シグナル
研究成果の概要

近赤外光に応答する光遺伝学ツールの開発を試みた。新規光遺伝学ツールの作製は光感受性タンパク質と操作したいタンパク質を融合させることで行う。DNA組換え酵素や細胞内シグナル分子に、バクテリア由来の近赤外光応答ドメインを融合し新規の分子を作製した。培養細胞に導入し機能解析を行ったところ、近赤外光により分子が機能を発揮できることを確認した。しかしまだ応答効率が低い点は今後の課題として残る。

自由記述の分野

細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

光を使ってタンパク質の機能を操作するシステムが構築されれば、分子や細胞の機能を調べる研究が飛躍的に進展する。さらに複数の光を使って複数のタンパク質の機能を同時に操作できれば、より複雑な生命現象の理解が進む。本研究で示した近赤外光に応答する光遺伝学ツールの作製の可能性は、今後の生命科学研究への応用に向けた第一歩となる。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi