本研究開始以降、本研究代表者が構築した新規手法を用いてマウスの肝組織からヘテロ2本鎖核酸(HDO: heteroduplex oligonucleotide)に結合すると考えられる、候補タンパク質を複数同定した。さらにバイオインフォマティクス解析により、HDOを切断すると考えられる2つの候補タンパク質を見出した。これら4つのタンパク質に対して作用機序を含む詳細な分子機構解明に取り掛かり、いずれものタンパク質がHDOの活性を制御している事を明らかにした。この成果はNucleic Acids Researchに2021年3月にアクセプトされ、AMEDおよび東京医科歯科大学からプレスリリースされた。
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