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2022 年度 実施状況報告書

重要文化的景観の視覚化装置に関する計画論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K05705
研究機関富山大学

研究代表者

奥 敬一  富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 教授 (60353629)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード文化的景観 / 視点場 / 本質的価値
研究実績の概要

重要文化的景観「智頭の林業景観」を対象として、その本質的価値を保全する手法としての「文化的景観制度」と「林業遺産制度」の比較をおこない、林業景観を文化的景観として保全する際のさまざまな課題について整理するとともに、視覚的に価値を伝えるための計画論的な方策について検討した。
研究成果は2023年3月に開催された奈良文化財研究所におけるクローズドの研究会にて報告し、参加者との議論をおこなった。
昨年度まで新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出制限の影響により、十分に重要文化的景観指定地区での現地調査を蓄積できなかったため、最終年度に向けてアンケート調査のフォーマットについて検討した。保全活用計画策定時における視点場の位置付けや、視点場の整備方針について調査予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

昨年度までの新型コロナウィルス感染拡大に伴う外出制限の影響により、十分に重要文化的景観指定地区での現地調査を蓄積できていないため。

今後の研究の推進方策

現地調査ができない指定地区について、アンケート調査による代替をおこなう。

次年度使用額が生じた理由

最終年度のアンケート調査に向けて、費用を残したため。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 砺波平野散村の荘宅を取り囲む石垣の地域差2022

    • 著者名/発表者名
      中島早紀、奥敬一
    • 雑誌名

      砺波散村文化研究所紀要

      巻: 39 ページ: 66-71

  • [学会発表] 昭和中期の富山県氷見市におけるボカスギ林業地の重層的土地利用2023

    • 著者名/発表者名
      池田俊寛、奥敬一
    • 学会等名
      第134回日本森林学会大会
  • [図書] 生活文化と景観(『造園大百科事典』亀山章編)2022

    • 著者名/発表者名
      奥敬一
    • 総ページ数
      704
    • 出版者
      朝倉書店
    • ISBN
      978-4-254-41041-9

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公開日: 2023-12-25  

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