研究課題
最終年度はこれまで実施してきた「農業水利施設の設計の完全自動化」に関連する研究をレビューするとともに,今後,実用的な方法へと高度化するための課題についてまとめた.また,昨年度,一昨年度から検討を続けている地盤のモデリングの自動化に関しての成果をまとめ,論文として投稿した.さらに,新設の構造物だけでなく,既設の構造物や斜面やトンネルなどの自然地盤を生かした構造物(地盤構造物)に対する機械学習に基づいた設計方法の自動化についても検討し,いくつかの成果が得られた.具体的には,トンネルの掘削時に取得されるデータに基づいた周辺地山のモデル化と設計の自動化にも取り組み,数値実験でその有効性について検証した.
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 1件)
Georisk: Assessment and Management of Risk for Engineered Systems and Geohazards
巻: 17 ページ: 41~63
10.1080/17499518.2023.2181973
ASCE-ASME Journal of Risk and Uncertainty in Engineering Systems, Part A: Civil Engineering
巻: 9 ページ: 10.1061
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Soils and Foundations
巻: 62 ページ: 101189~101189
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Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. C (Geosphere Engineering)
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10.2208/jscejge.78.2_116