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2020 年度 研究成果報告書

ルーメン内微生物体タンパク質合成に寄与する発酵混合飼料中炭素画分の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K05943
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42010:動物生産科学関連
研究機関三重大学

研究代表者

近藤 誠  三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (50432175)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードサイレージ / 乳牛 / ルーメン内微生物タンパク質合成量
研究成果の概要

乳牛用の混合飼料をサイレージとして発酵貯蔵した場合、非発酵の飼料と比べて泌乳牛のルーメン内の微生物体タンパク質合成量は有意に低下せず、発酵貯蔵による影響は認められなかった。発酵混合飼料に含まれる炭素画分のうちルーメン微生物体タンパク質合成にかかわる成分としてデンプンが主要なエネルギー源であった。低分子の化合物としてはマンニトールが挙げられたが、発酵により消費されたスクロースやフルクトース、グルコースと比べてその含量は僅かであるため、微生物体タンパク質の合成への寄与は小さいと考えられた。

自由記述の分野

畜産 飼料

研究成果の学術的意義や社会的意義

乳牛用混合飼料のサイレージ発酵による炭素および窒素画分の変化とルーメン微生物のタンパク質合成に関する知見を得た。本研究をさらに発展させることで、発酵混合飼料を調製する酪農現場に対して、飼料原料の選択と配合割合の調節を的確に提案できることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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