7時~19時明期、19時~7時暗期の光環境、24時間不断給餌、24時間自由飲水の条件で離乳育成豚を飼育した。1時間あたりの飼料摂取量は13時~19時が最も活発で、離乳育成豚は明期(活動期)の後半に活発に飼料摂取することが明らかとなった。空腸では時計遺伝子のBmal1、Per1、Per2とグルコーストランスポーターのSGLT1とGLUT2のmRNA発現量が日内変動を示したが、回腸ではこれらのmRNA発現量は日内変動しなかった。 以上のように、「離乳育成豚の飼料摂取は明確な日内変動を示すこと」「空腸では時計遺伝子とグルコーストランスポーターのmRNA発現量が日内変動を示すこと」が明らかとなった。
|