• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

細菌べん毛モーター 回転スイッチ制御機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K06155
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分43040:生物物理学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

宮田 知子  大阪大学, 生命機能研究科, 特任准教授(常勤) (30423156)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード単粒子解析 / 電子顕微鏡 / 分子モーター
研究成果の概要

細菌の運動機関であるべん毛はその根元に左右両方向に回転できる基部体と呼ばれる回転モーターを持つ。このモーターの回転方向の切り替えは基部体の細胞質側に装着されたCリングと呼ばれるスイッチタンパク質からなる複合体で行われる。本研究ではべん毛モーターの回転方向制御機構を理解するためにCCW(左回転)型とC W(右回転)型のCリングの構造解析を行い、二状態のCリングの擬似原子モデルを得ることができた。

自由記述の分野

構造生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究クライオ電子顕微鏡は近年目覚ましく発展し構造解析手法であり、生命活動を原子レベルで解明するための強力な手法である。また現在では創薬分野でも広く活用され新規薬剤の開発とうにも応用されている。我々はこの手法に着目し、複雑で巨大な生体超分子であるべん毛モーターの構造解析に成功し、この分野の進展に貢献した。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi