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2020 年度 研究成果報告書

マウス胎生中期の大動脈血液細胞塊に生じる造血幹細胞の発生・成熟・維持機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06249
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分44020:発生生物学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

信久 幾夫  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 准教授 (40332879)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード造血幹細胞 / 転写因子 / 血液細胞塊 / Sox17 / 胎仔
研究成果の概要

マウスの胎仔において、全ての血液細胞の源となる造血幹細胞は胎生10.5日胚の大動脈に接する血液細胞塊に最初に生じる。この時期の造血幹細胞の発生・成熟・維持に関わる転写因子Sox17が誘導する遺伝子およびシグナル経路を解析したところ、接着分子ESAM、GTPase活性をもつGimap6、NF-kappaBが活性化されるシグナル経路、およびDNA脱メチル化に関与するTET1の関与がそれぞれ示された。

自由記述の分野

発生生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回得られたマウス胎生中期における大動脈内腔の造血幹細胞を含む血液細胞塊の形成・成熟・維持にかかわる分子およびシグナル経路をさらに解析していくことにより、生体の造血幹細胞の特性と比較することにより、培養皿上での造血幹細胞の形成および維持機構の解明につながることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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