研究課題
睡眠中のヒトが環境の音を「聞く」しくみを,意識統合レベルとの対応関係から生理学的アプローチにより明らかにする。記録した脳波より得られる事象関連電位から外界音への脳の応答性を算出し,被験者自身の夢見報告との対応関係を示すことで,睡眠中に「聞こえた」という体験が生じるのに充たされるべき意識統合レベルと脳活動の要件を明確にする。本年度は,睡眠中に感情を喚起するような刺激を用いて提示したときの脳波の反応に関する研究成果をまとめ,日本生理心理学会において発表を行った。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)
日本心理学会第86回大会発表抄録集
巻: 86 ページ: -
医療創生大学研究紀要
巻: 36 ページ: 37-45
生理心理学と精神生理学
巻: 40 ページ: 161
10.5674/jjppp.2216si