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2020 年度 研究成果報告書

小頭症および大頭症の病態メカニズムの解明と治療法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06504
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46020:神経形態学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

伊藤 日加瑠  東京医科歯科大学, 統合研究機構, 助教 (50587392)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード神経発達障害 / 小頭症 / 発生 / モデル動物
研究成果の概要

現在、小頭症や大頭症など脳の大きさに異常をきたす神経発達障害への治療法は全く無く、その病態も未解明な部分が多い。そこで、Kdm5c 遺伝子変異による脳の大きさの異常を分子レベル、細胞レベル、個体(マウス)レベルで解析し、その病態メカニズムを解明することを目的として、本研究課題を実施した。その結果、小頭症を呈するKdm5c変異マウスの脳および神経細胞では、神経細胞の分化に関与する遺伝子群の発現増加がみられた。また、神経幹細胞の増殖や分化を制御している新たなKdm5c結合蛋白質も複数同定した。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題の研究成果によって、小頭症を引き起こす新たなメカニズムの一端を解明できる可能性が示唆された。小頭症の病態メカニズムは未だ不明な点が多く、今後、さらに精査していくことにより、将来的な小頭症の治療へと応用することも十分可能であると考えている。さらには、本研究成果を発端として小頭症だけでなく大頭症など脳の大きさに異常をきたす神経発達障害の根本的な治療法開発へとつなげていく。

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公開日: 2022-01-27  

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