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2020 年度 研究成果報告書

再酸化剤を使用しないヨウ素触媒反応の開発と複素環合成法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06573
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
研究機関東京農工大学

研究代表者

齊藤 亜紀夫  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10339103)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードヨウ素 / 触媒 / メタルフリー / 複素環化合物
研究成果の概要

有機合成で汎用される金属触媒の問題点(希少性、毒性など)の解決法の一つとして、多彩な反応性を示しかつ毒性が低く安全な有機ヨウ素試薬を活用した合成法の開発が推し進められてきている。しかし、これらの合成法の多くは有機ヨウ素試薬と再酸化剤から触媒的に発生する超原子価ヨウ素種を利用した手法であり、適用できる合成法が限られている。本研究を通じて、再酸化剤を必要としないヨウ素触媒系などを利用して、新規かつメタルフリーな種々の複素環合成法の開発を行った。

自由記述の分野

有機合成化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヨウ素は国内で自給可能であり、豊富に存在する元素資源であるため、本研究における「ヨウ素試薬の新しい活用法」は、今後の環境調和型有機合成研究おいて有益な知見を提供し、ファインケミカルズとして実用化が可能であれば日本の産業界に与える影響は絶大である。さらに、本研究の標的化合物は生理活性物質などに見られる有用性や重要性の高い複素環化合物である点から、本研究は物質供給の面でも、医薬品化学などの他分野へ大きく貢献するであろう。

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公開日: 2022-01-27  

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