研究実績の概要 |
本研究課題の目的である生体内微細構造の長期的可視化を実現するために、本年度も継続して低毒性かつ高精細なイメージングを実現する顕微技術開発、生物学応用研究を実施した。 特に 2021 年度は、コロナ禍により一部実験が遅延していた高速多色イメージング技術開発と観察条件と生体毒性の関連を精査した成果について、原著論文を報告した (T. Kamada et al., Sci. Rep. (2022))。さらに、低侵襲的な生体イメージング観察窓作成法に関する原著論文を報告した (T. Takahashi et al., Star Protoc. (2021))。 また、本課題を通じて得られた成果を複数の総説にまとめ、報告した (H. Ishii et al., Neurosci. Res. (2021); 大友 ほか 光学 (2021); 大友, 根本 OPTRONICS (2021); 大友 ほか 実験医学 (2022); 根本 ほか レーザー研究 (2022) など)。
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