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2020 年度 研究成果報告書

シャコー・マリー・トゥース病の解明に向けたPMP22とMPZの構造生物学解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06601
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

坂倉 正義  横浜市立大学, 生命医科学研究科, 助教 (20334336)

研究分担者 三尾 和弘  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, ラボチーム長 (40470041)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードシャルコー・マリー・トゥース病 / PMP22 / MPZ / ミエリン / 末梢神経
研究成果の概要

シャルコー・マリー・トゥース病(CMTD)の原因遺伝子産物であるヒト由来MPZの細胞外ドメイン(hMPZ-ECD)の膜接着活性をサイズ排除クロマトグラフィー及び電子顕微鏡を用いて検出する手法(ナノミエリン法)を開発し、hMPZ-ECDが結晶中で形成する3種類のドメイン間ホモフィリック相互作用のうち、2種類(CisおよびHead-to-head)の相互作用が膜接着に重要であることを明らかにした。

自由記述の分野

構造生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において開発したナノミエリン法は、ミエリン特有の多重層膜構造を試験管中において再構成する新規解析手法であり、細胞を用いたミエリンの再構築手法と比較して簡便に、MPZ変異が多重層膜形成に及ぼす影響を評価することが可能である。本手法は、CMTDの病因解明のみならず、膜多重層形成に関与するタンパク質を標的とした薬物のスクリーニングなどに活用することが可能であり、医学・薬学的意義が存在する。

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公開日: 2022-01-27  

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