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2020 年度 研究成果報告書

CSPaリン酸化による神経終末保護作用に着目した新規パーキンソン病治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06700
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

白藤 俊彦  神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (30595765)

研究分担者 齋藤 尚亮  神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 名誉教授 (60178499)
上山 健彦  神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 教授 (80346254)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードパーキンソン病 / PKC / リン酸化 / CSPa / アデノ随伴ウイルス
研究成果の概要

CSPaのSer34リン酸化抗体(CSPa pS34抗体)を作製し、CSPa pS34抗体が 実際に特異的にSer34リン酸化を同定できることを確認した。マウス全脳から抽出したCSPaにおいて、CSPa pS34抗体によりバンドが検出された。一方、免疫組織染色では本抗体は機能しなかった。rTHp promoter制御下にCSPa-WT, リン酸化欠損(SA), リン酸化模倣(SD), H43Qの4つのAAV PHP.eBを作製した。眼窩静脈叢経由での投与により、黒質線条体での発現を確認した。現在内在性のCSPとの発現比率を検証中である。

自由記述の分野

神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

高齢社会を迎え、加齢とともに発症するパーキンソン病などの神経変性疾患の治療法を確立することは喫緊の課題である。パーキンソン病はドパミン神経終末の変性に引き続き、ドパミン神経死を起こす病気である。シナプス小胞に局在するシャペロンのa-synucleinの機能不全が発症に関与するが、病態は未解明で、細胞死を防ぐ方法は確立していない。本研究ではCSPaのリン酸化に着目してパーキンソン病を治療しようとするものである。

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公開日: 2022-01-27  

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