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2020 年度 研究成果報告書

配糖体の体内動態を制御する促進拡散型トランスポーターの同定

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06760
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47060:医療薬学関連
研究機関東京薬科大学

研究代表者

井上 勝央  東京薬科大学, 薬学部, 教授 (50315892)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードトランスポーター / 配糖体 / 蛍光 / グルコシダーゼ
研究成果の概要

ポリフェノールは植物が生成する抗酸化物質であり、主に糖と結合した配糖体として存在している。物理化学的な性質に基づく配糖体の組織・細胞移行性は低いと想定されるが、生体において抗炎症作用、抗腫瘍作用など様々な薬理効果を示すことから、配糖体の体内動態には特異的なトランスポーターの関与の可能性が指摘されている。そこで本研究では、配糖体の細胞内取り込みに対する簡便な評価系の構築およびその評価方法を用いた輸送解析を行った。

自由記述の分野

医療薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は、生体内におけるポリフェノールの体内動態に特異的なトランスポーターが関与することを示唆するものであり、その分子機構の解明に繋がる基礎的知見を与えるものである。本知見をもとに、配糖体トランスポーター分子を同定することで、配糖体の薬効発現が期待される細胞・組織の特定や組織移行性に優れた配糖体の構造予測などが可能になることが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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