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2021 年度 実績報告書

日本人における薬物性肝障害のゲノムバイオマーカー探索、関連機能解析と診断系構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K06775
研究機関国立医薬品食品衛生研究所

研究代表者

斎藤 嘉朗  国立医薬品食品衛生研究所, 医薬安全科学部, 部長 (50215571)

研究分担者 荒川 憲昭  国立医薬品食品衛生研究所, 医薬安全科学部, 主任研究官 (60398394)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードゲノム / 薬物性肝障害
研究実績の概要

薬物性肝障害に関し、主に5箇所の拠点病院より、発症患者の血液および臨床情報を収集した。収集した計322例のうち、231例に関しゲノム網羅的遺伝子多型解析が、274例に関しHLA解析が、それぞれ終了した。ゲノムDNAを用いたHLA解析は、PCR-SSO法により行った。またゲノム網羅的遺伝子多型解析は、イルミナ社Human Omni2.5-8ビーズチップ(ゲノム広域に分布する一塩基多型を中心とした約250万遺伝子多型のタイピングチップ)を用いて行った。対照としては、日本ファーマコゲノミクス・データサイエンスコンソーシアムから譲渡を受けた約2,800人の日本人健康成人におけるHLA及び遺伝子多型の頻度情報を用いた。さらに未解析多型部位に関し、インピュテーションも行った。発症群と対照群におけるHLA型や遺伝子多型頻度を比較するケース・コントロール研究を行い、Fisherの正確確率検定等を用いて統計解析を行った。多重性補正は、Bonferroni法により行った。ある種の医薬品群で、有意に関連する遺伝子マーカー(HLA型及び遺伝子多型)を見いだし、その関連機序に関する考察を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 薬物性肝障害発症に関連するバイオマーカー2022

    • 著者名/発表者名
      中村亮介、荒川憲昭、斎藤嘉朗
    • 雑誌名

      医学のあゆみ

      巻: 280 ページ: 1286-1291

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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