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2020 年度 研究成果報告書

JunB発現を誘導して血管を神経と並走させる神経-血管相互作用の実体の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K06924
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48040:医化学関連
研究機関金沢医科大学

研究代表者

吉冨 泰央  金沢医科大学, 医学部, 講師 (80399039)

研究分担者 高辻 英仁 (齋藤)  金沢医科大学, 医学部, 助教 (40768959)
米倉 秀人  金沢医科大学, 医学部, 教授 (80240373)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード血管新生 / 脈管形成 / JunB
研究成果の概要

本研究では、神経と血管の並走過程で血管内皮細胞に誘導される転写因子JunBが神経との並走過程でどのような役割を担っているのかを明らかにするため、JunBの活性化を指標にして神経-血管の直接接触による細胞間シグナル伝達に関わる分子を同定することで神経ー血管並走メカニズムの解明を目指した。JunBのプロモーターレポーターをもつヒト血管内皮細胞を作成し、CRISPR-Cas9を応用した遺伝子活性化ライブラリーを利用して神経ー血管接触シグナルによってJunBレポーターの活性を上昇させる分子をゲノムワイドで探索した。その結果、いくつかの転写因子や細胞内シグナル伝達分子が同定された。

自由記述の分野

血管新生

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの研究により神経ー血管並走過程でJunBが誘導されることが神経と血管の並走に必須であることが明らかとなっていたが、JunBがどのような役割を担っているのかは不明であった。神経との接触によって血管内皮細胞にJunBが誘導されるとでTip細胞に転換され血管のリモデリングが誘導される。この過程に関わるシグナル伝達分子の解明は神経との並走を介した血管ワイヤリング機構の理解に繋がり、組織再生での人工血管網の構築方法の開発につながるものと期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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