TGF-b、BMPをシグナル伝達の主要介在分子であるSmad4を神経前 細胞選択的に欠損させたマウス(Smad4 CKOマウス)の解析を行った。Smad4CKOマウスは加齢に比例し、成熟神経細胞に発現する 細胞マーカーNeuNの細胞数が大脳皮質や嗅皮質で減少していた。neurosphereではSmad4のCKO細胞は成熟 アストロサイトにも神経 細胞にも分化する細胞数が減少していた。neurosphereの網羅的解析を行った。NGSの結果から神経細胞分化を阻害するファクターが20個有意差を持ち変化しており、現在それらを免疫染色および蛋白の分析を行っている。
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