マインドフルネス認知療法をがん患者に応用する研究。2018年度に集団プログラム(週1回2時間×8週間)を開発し、2019年度は様々ながん種や治療設定で活用できるよう、個人療法形式(1回1時間×8回×柔軟な治療間隔;①セッション振返り(約5分)、②ホームワークHW振返り(10分)、③中心的エクササイズ(15-30分)、④エクササイズ振返りと解説(10分)、⑤HW設定(5分の構造)に修正した。がん患者7名に適応して全員が完遂、抑うつ・不安、症状負荷、睡眠で改善を認めた。COVID-19で対面・集団実施が困難となり、オンラインに転換し2022年までがん患者を含む慢性痛患者にて実施可能性が検証された。
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