研究課題/領域番号 |
18K07500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
カーン モハメドシャキル 愛媛大学, 医学系研究科, 助教(特定教員) (70746867)
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研究分担者 |
鍋加 浩明 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (60581098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 二分脊椎 / ニワトリ / 神経障害 / プロサポシン / 神経栄養因子 / 出生前治療 / 運動障害 / GABA ニューロン |
研究成果の概要 |
本研究により、強力な成長因子プロサポシンに由来する18-merペプチド(PS18)が、再開裂された神経管の卵内再生を可能にすることが実証された。また、PS18は、二分脊椎ヒヨコの脊髄変形と神経障害を部分的に改善し、論文を作成中である。同時に痛み刺激に関するGABAニューロンに対する影響を検討した。PS18投与は同時に、脊髄内の炎症性サイトカイン、腫瘍壊死因子(TNF-α)、インターフェロンガンマ(IFN- γ)、誘導性一酸化窒素合成酵素(iNOS)等も上昇させることも明らかになった。今後は、PS18の治療メカニズムをさらに検討するとともに、今回得られた免疫系との関連についても検討する。
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自由記述の分野 |
神経科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
二分脊椎の治療法は確立しておらず革新的な治療法を検討する必要がある。胎児の外科的手術等も行われたが良好な結果は得られていない。申請者らは鶏胚を用いて手術的に二分脊椎を作成し、神経成長因子等の投与により治療を行う事を考えた。申請者らの実験により、強力な成長因子プロサポシンに由来する18-merペプチド(PS18)が、再開裂された神経管の卵内再生を可能にすることが実証された。本研究結果から、胎盤を経由して胎児の二分脊椎部分に達する合成ペプチドを二分脊椎を有する胎児の母体に内科的に投与することにより、二分脊椎の治療を行うことが可能となり、社会的意義は極めて大きい。
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