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2020 年度 研究成果報告書

ALS病態誘導人工遺伝子によるALSモデルの確立と病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K07534
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52020:神経内科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

伊東 大介  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (80286450)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード筋萎縮性側索硬化症 / 前頭側頭型認知症 / TDP-43 / FUS
研究成果の概要

本研究では、ALSを引き起こす原因遺伝子の特徴を持つアミノ酸配列を人工的に設計し、そのcDNAをマウスのROSA26遺伝子座へ導入することにより、人工ALSモデルマウスを作成、その分子機構を解析することを目的とした.
期間内にALS病態誘導人工遺伝子ノックインマウスラインを獲得できた。現在、計画繁殖を行っている. 一方、すでに我々が確立しているALSモデルマウス(核移行シグナル欠損FUS(△NLS-FUS)トランスジェニック)の解析から、脳脊髄で、多岐にわたるスプライシングの変化が初期より認められるとともに、シナプス可塑性に必要なSemaphorin 3Gの発現亢進していることを見出した.

自由記述の分野

神経内科

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、ALS病態誘導人工遺伝子が神経変性のトリガーとなることをin vivoで証明するとともに、運動ニューロンの選択的変性の分子機構をin vivoレベルで解析が可能となり、新規治療戦略の確立、薬剤の評価への利用が期待できる.
また、△NLS-FUSトランスジェニックマウスより見出されたSemaphorin 3Gは、バイオマーカーへの応用や治療ターゲットにつながることが期待される.

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公開日: 2022-01-27  

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