研究課題
幼少期ストレスを負荷したラットの血清において有意に発現量が変化していることがマイクロアレイを用いた網羅的解析により示された複数のmiRNAについて、実際にヒトのうつ病患者と健常者の間で差があるかどうかを検討し、更にはうつ病の重症度や幼少期ストレスの程度を相関しているかどうかも検討した。まだ解析中ではあるが、複数のmiRNAがヒトのうつ病患者と健常者の血清において発現量が有意に変化していることを見出し、うつ病の重症度とも相関していた。しかし、幼少期ストレスの程度とは相関が認められなかった。