①一部慢性的な痛みを持つうつ病群(6名)においてニューロフィードバックを行い、安全性や抗うつ効果を確認した。また事前に撮像した安静時脳活動を調べたところ、後部帯状皮質または島皮質をハブとした注意に関する安静時の脳内ネットワークがニューロフィードバック成績の事前予測に重要な領域であることを明らかにした。 ②ニューロフィードバックの効果に与える影響として、ネガティブ感情の改善、治療へのモチベーション、注意機能ならびに注意機能と関連した島皮質を中心とした脳内ネットワークが重要であることを明らかにした。
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