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2018 年度 実施状況報告書

高齢化する被爆者における認知機能と精神健康コホート研究 3年後フォローアップ調査

研究課題

研究課題/領域番号 18K07566
研究機関長崎大学

研究代表者

中根 秀之  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90274795)

研究分担者 田中 悟郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (00253691)
木下 裕久  長崎大学, 病院(医学系), 講師 (10380883)
田中 浩二  群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (60613601)
中尾 理恵子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (80315267)
本田 純久  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (90244053)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード精神医学 / 被爆者 / 認知機能障害 / 精神健康
研究実績の概要

「高齢化する被爆者における認知機能と精神健康コホート研究 3年後フォローアップ調査」は、登録データベースに基づいた被爆者群・非被爆者群のコホート調査により、認知機能を含めた心身健康状態を包括的に評価することよって、被爆から70余年の超長期的な影響・リスクを解析することが目的である。本研究では、まず前回の初回調査(2015-2016年)(「高齢化する被爆者のメンタルヘルスに関する臨床研究」承認番号:15092553)の結果を見直すことから始めた。その上で、調査票について再度検討し、フォローアップ調査のため必要のない評価内容については削除することとした。また初回調査で得た研究協力者のデータベースを確認し、今回のフォローアップ調査の研究対象とした。実施するにあたり、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科倫理委員会に研究計画の申請を行った。平成30年8月10日承認(許可番号:18071201)後、まず実施前段階として、倫理的配慮から、初回調査実施時に、長期フォローアップ調査の計画説明をすでに一度行っているが、オプトアウトの機会を設けることに加え、6年後フォローアップ調査実施時にも改めて同意の確認を行うこととし、長崎大学医学部保健学科ホームページにてオプトアウトの通知を行った。調査の実施にあたって調査実施チームのメンバーの異動があり、再構成を行う必要があった。また連携機関への協力依頼も並行して行うよう、調査実施に向けて準備を行っている。初回調査を冬に行ったこと、夏は原爆記念日もあり被爆体験が想起されやすいことから、現在調査を今年冬から行うよう態勢を整えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

調査票の見直しを進め、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科倫理委員会にて申請・承認を得たのは、予定通りに進めることが出来た。しかし、研究分担者の異動があり調査チームの再構成を必要とした。このため調査実施について予定より遅れている。連携機関との協力依頼を進めている。

今後の研究の推進方策

今後は、「高齢化する被爆者における認知機能と精神健康コホート研究 3年後フォローアップ調査」の実施を進める。初回調査を冬に行ったこと、夏は被爆体験が想起されやすいことから、調査を今年冬から行うよう態勢を整えている。

次年度使用額が生じた理由

調査実施の遅れが生じたため、次年度使用額が生じた。実施に際し概ね必要とされる物品、人件費を確保することが出来ている。次年度使用額は、今後調査実施にあたって必要なため使用する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 高齢化する長崎原爆被爆者における認知機能と精神健康に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      木下 裕久, 田中 浩二, 中尾 理恵子, 本田 純久, 田中 悟郎, 中根 秀之
    • 学会等名
      日本社会精神医学会
  • [図書] 日本社会精神医学会学雑誌2018

    • 著者名/発表者名
      木下 裕久, 田中 浩二, 中尾 理恵子, 本田 純久, 田中 悟郎, 中根 秀之
    • 総ページ数
      Page217
    • 出版者
      高齢化する長崎原爆被爆者における認知機能と精神健康に関する研究

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公開日: 2019-12-27  

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